Story

Piko( ピコ ) Story歌詞
1.Story

作詞:ピコ
作曲:samfree

ずっと離さないで 壞れるくらいに
屆かない想いでもかまわない
もっと私を知って 呆れるくらいに
終わらない夢の中で君といたい

ガラス越しに流れる
君の聲は 心彩る虹の花
その場かぎりでいい
枯れた花を 君色に染め上げて
空っぽの部屋 映し出された
君の寫真が笑う
ずっと離さないで 壞れるくらいに
屆かない想いでもかまわない
もっと私を知って 呆れるくらいに
終わらない夢の中で君といたい

君がいればいいと ひとりぼっち
時が止まった部屋の中
變わらないモノだと 噓をついて
閉ざしたカギを捨てた
氣付けば君は 扉の向こう
傍にいたはずなのに
ずっと愛していて 溢れ出すほどに
屆かない想いでもかまわない
もっと私を見て 穴が開くほどに
眠らない夜の中で君といたい


自ら捨てた はずの意識を
もう一度握りしめた
もっと私を知って 呆れるくらいに
屆かない想いでもかまわない
ずっと離さないで 壞れるくらいに
終わらない夢の中で君と…
きっと葉えるよ 君のスト一リ一
本當の君のもとへ會いに行くよ


2.セピア

作詞:橋本良和
作曲:橋本良和

巡りめぐる季節(とき)の中で
何度も何度もたどる程に
やがて褪せてくのでしょう


寢覺めが惡い日々の
朝靄(あさもや)で點(た)てる珈琲を
例えば君と同じように
角砂糖で誤魔化すよう上手くはいかないね
突然の雨 君との最後も
今日と似た色で空が泣いた
ゆらり搖れる夢の中で
君を君だけを追いかけて
やがて屆かない幻
遠く遠い時間(とき)をこえて
變わる事のない笑顏で
そっとセピアに染まる二人
明日も君と居れるだろうか
當たり前が投げかける惡戲
終わりが始まり告げ
いつからか氣付かないまま君が遠くなった

君の口癖 仕草や聲が
甦るから君の全てが
ふたつ揃えた グラスのひとつで
流し迂んだ 靜けさ 切なさ
ふわりふらり溺れて癡(し)れて
心も體も噓に預け
まるで甘くはない果實(かじつ)
長く長い夜を終えて自分の弱さを知った朝に
強く靜かに泣いた 嗚呼
あの日あの時あの場所で
交わした言葉も意味をなくし
輝きさえ失くした二人も
巡りめぐる戀の中でそれぞれ選んだ道を步き
やがて忘れゆくのでしょう きっと


3.飴か夢

作詞:doriko
作曲:doriko

いつかの日は沈む
明日はもう目覺めなきゃ
靜かに眠れない
言葉が溢れ出した
ドコハココナノ

不滿氣な樣でだるく息を吸い迂む
仕方ないふりで 睨(にら)み吐き出す
それが無馱と氣づき髮を切った朝に
自由を失って僕は生まれた
どこまでも導いて
砂の城の神樣 ただ無知な僕らに
飴を下さい 吐き出すほどに
青い青い空 見下さないでよ
僕は飛べないよ 白い白い羽
なんていらないよ きっと眩しすぎて
鈍色(にびいろ)に染め上げた
首輪が僕に似合う

ありふれた神樣は自分が嫌いで
右へ習えが好き デザ一トも好き
生まれ來る前から 一應足りてる
そんな樂園をカラスも笑う
首輪をはずした時
立ち盡くす僕は誰
この無樣な犬に
夢を下さい 「神樣」ならば

廣い廣い空 鳥が羽ばたいた
僕も飛びたいよ 高く高く飛び
孤獨になりたい それができるのなら
曖昧にすがりつく 僕はどこまで無力

青い青い空 見下ろさないでよ
僕は飛べないよ 白い白い羽
なんていらないよ きっと眩しすぎて
鈍色(にびいろ)に染め上げた
首輪が僕の姿
鳥達が飛んでいく
いつかの僕のもとへと